
乾癬〈かんせん〉
乾癬は慢性の皮膚疾患で、代表的な症状は皮膚から少し盛り上がった赤い発疹の上に銀白色のフケのようなもの(鱗屑)が付着し、ボロボロはがれ落ちます。「かんせん」という名前から誤解されやすいですが、うつる病気ではありません。
乾癬の皮膚では、表皮の細胞が、健康な皮膚と比べて10倍以上の速度で生まれ変わり、生産が過剰な状態になっています。過剰に生産された表皮の細胞は厚く積み上がり、鱗屑となってはがれ落ちます。 乾癬の原因はまだ解明されていません。乾癬になりやすい体質があり、そこに感染症やストレス、薬剤などのさまざまな要因が加わって発症すると考えられています。糖尿病や高脂血症、肥満なども影響するといわれています。
慢性の経過をとる疾患であり、治療により完治させるのは難しいですが、症状のない状態を長期間保つことは可能です。治療の継続や生活習慣の改善によって、まずは症状の改善を目指しましょう。
乾癬を悪化させる原因
| 気候・・・・・・・ | 冬 |
|---|---|
| 食事・嗜好品・・・ | カロリーの高い食事 香辛料(かゆみが増します) お酒・タバコ |
| 生活習慣・・・・・ | 睡眠不足 ストレス 不規則な生活 |
| 掻き傷(新たな発疹につながります) | |
| 感染症(風邪などで症状が悪化します) | |
当院には、全身型ナローバンドUVBがあり、外用治療のみでは効果が不十分な方などに使用しています(保険適応)。全身型ナローバンドUVBは、一度に全身に光を照射できるため短時間で済むだけでなく、局面型では光の当たりにくい側面にも照射できます。